いよいよヴァカンスの季節となりましたが、皆様は如何お過ごしですか? 
 この夏の大イヴェントは「オリンピック」ですね。先日パリにも聖火がやって来ました。その日の事をちょっと書いてみました。そして、まだ「旅行記アテネ写真集」をご覧になっていない方は、オリンピック前に見て頂くと、アテネの街の映像がテレビに映った時、1割位楽しみが増すのではないかと思います。
 それでは、皆様も楽しいヴァカンスを。

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 今日2004年6月25日朝、聖火がパリに到着しました。そして、スタッドゥ・ドゥ・フランスからリレーが始まり、一日かけてパリを北、南、東、西とまわり、最終地点はエッフェル塔。
 私が住んでいる16区南部のどこかを通る事は、朝のニュースで見ていましたが、特に見に行こうとも思いませんでした。夕方から買い物に出掛け、少し遅くなり19時25分家の近くまで帰って来ると、街の様子がちょっと変なのです。道路わきにカメラを持った人がチラホラいて、警察も出ている。もしや聖火が通るのか? と考え、家までかけ戻り、カメラを持ち急いで通りに出ると、今まさに聖火が通り過ぎようとしている所でした。
 写真を撮ろうと、聖火ランナーと一緒に歩道を走りましたが、なかなか追い着けず、それでも50m位全速力で走り、ようやく撮れた写真は、横からのちょっとピンぼけが1枚、後姿が1枚だけ……
 しかし、ピンぼけの炎でも何故かとても嬉しく、小学生の時に見た東京オリンピックの聖火を思い出し、感無量でした。
 今年は冬にアテネに行く機会があり、オリンピック関係の工事が、全く間に合いそうに無く見え心配しましたが、聖火が世界中を駆け巡り、ここまで来ればもう大丈夫でしょう。とにかく無事オリンピックが始まる事を祈っています。
 夜のニュースで知った事には、聖火ランナーのスピードは時速8kmだったそうです。
 
 余談ですが、ニュースの後に始まったユーロ2004(サッカー)、今夜はなんとフランス対ギリシャ。今までの実力から考えるとフランスが勝ち進めるはず。しかし残念ながら、ジダンヌの勇士を見る事無く、フランスは負けてしまいました。アテネでワインを酌み交わしたおじさん達、さぞ大喜びしていることでしょう。