2006年は、皆様にとってどのような1年でしたか? 
 私は、悲しいことも楽しいこともありましたが、たくさん旅行をし、お料理にも広がりができ、充実した1年だったように思います。
 今年一番勉強した事は、Dr. Bach(ドクターバッチ)のフラワーレメディーでした。数冊の本を横に置き、精神的な助けが必要な友人とお話し、その人が必要としている花を探す、という作業です。資格を持っているわけではないので、友人に限っていますが、なんとなく効いているようなので、続けていきたいと思っています。私自身や夫にも試していますが、良い効果が現れています。
 Dr. Bachのフラワーレメディーは、フラワーエッセンスやアロマテラピーとは違います。イギリス人であるDr. Bachが、1920年から亡くなる36年までの16年間に、研究し完成させた「花の『気』『波動』を利用して、人間のマイナス感情および体調を整える自然療法」なのです。
 38種類の花から作られたバッチフラワー(10〜20mlのボトルに入った液体)には、それぞれに特徴があります。原因のある不安に、原因の分からない不安に、イヤと言えない性格に、いつもボーっとしている人に、マイナス思考の人に、頑張りすぎる人に、強い恐怖がある時に、過去のショックから立ち直りたい時等、その時々に合った花を使うと、マイナス感情が緩和され楽になり、直したい性格は、ガラッと変わってしまうのではなく、何となくうまく運ぶようになるのです。我が家ではフラワーレメディーのお陰で、夫婦喧嘩をしなくなりました。本当ですよ。
 私が一番気に入っているのは、副作用や習慣性が全く無い点です。万が一間違った花を選んでしまっても、「効かないだけ」なので安心して使うことができます。
 またフラワーレメディーは、動物や植物にも効くと言われています。動物病院に連れて行く前に使うと、不安が和らぎ、うまく治療が受けられるそうです。
 このような精神面に作用する事、科学的に説明できない力などを否定する人が多い中、どのように説明したら良いのか、難しい問題はたくさんありますが、「気功」「ビオ食品」「食事健康法」など、来年も勉強を重ね、少しでも何かのお役に立てたら嬉しいな、と思っています。
2006年 師走 石村幸枝