忙しい日本での夏休みが終わり、ぼやぼやしているうちに秋になってきました。夫の仕事、インターナショナルスクールの時間割が毎年変わるので、また新しいリズムをつかまなくてはなりません。幸い今年(9月が新学期なので)は朝一番の授業が無く、お弁当作りも余裕を持ってできそうです。
 大した内容のお弁当ではないのですが、出来合いのお惣菜はいっさい使わずに作っています。肉も塊で買っているので、朝から鶏のもも肉を骨から外し細かく切って料理することもあります(余裕のある時には、肉の細切れを沢山作って小分けにして冷凍しておくのですが・・・)。
 野菜をたっぷり入れたいので、炒め物にする事が多く、肉や魚は少なめです。野菜の汁が出てしまった時や、煮物の時は葛(くず)でとろみを付けてお弁当箱に。汁がこぼれる心配がなく、味も絡み美味しくなるようで、夫のお気に入りです。
 ご飯は玄米、八分搗き、白米、黒米入りなど色々なので、知らない人が見たらギョッとするような色の事もあるかもしれません。以前お弁当に玄米は嫌がっていた夫ですが、最近は美味しく感じるようになったそうです。
 私自身もお昼には同じ物を家で食べているので、反省する事もありますが、多くの場合、このお弁当を自分で作らなくても食べられたら、どんなに幸せだろうと思います。夫は毎日、お弁当を楽しみに午前中の授業をし、夕食を楽しみに午後の授業をしているそうなので、私も頑張って作らなくてはなりません。
 日本で買った本『細胞から元気になる食事』山田豊文著を読み終え、バランスの良い食事の大切さを、自分のやっている事が間違いではない事を再確認しました。健康補助食品を勧めているアメリカ的な部分は賛成できませんが、食べた物がそのまま体に影響を与える、という説明はとても分かり易く書かれています。是非読んでみて下さい。

石村幸枝 < http://mapage.noos.fr/atelier-y >