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活性酸素


 最近よく耳にする「活性酸素」とは何なのでしょう。身体に悪いらしいという事は知っていても、酸素は人間が生きて行くために絶対必要なのだし、まあ気にしないでいこう。なんて思っている人はいませんか。
 海の近くの家で、アンテナや鉄製品が錆びてボロボロになっているのを見たことがあると思います。またゴムホースは古くなると弾力がなくなり、ひび割れ、使い物にならなくなってしまいます。これらは全て酸化現象です。活性酸素の害とは、これと似たような事が身体の中で起こっていると考えられます。体内で酸化現象を起こし、身体をボロボロにしてしまうのが活性酸素なのです。さまざまな病気と老化の元凶は活性酸素だ、と言っている学者も大勢います。
 もともと活性酸素は体内の異物を退治するために、体内でごく微量作られるものでした。そして人間の身体には、過剰になった活性酸素を減少させる機能もそなわっています。しかし、現代社会の生活環境においては、活性酸素が大量に発生しやすく、本来持っている機能だけでは、処理しきれなくなってしまったのです。
 活性酸素を増加させてしまう原因に環境汚染・環境破壊があります。化学物質、電磁波、レントゲン、たばこ、アルコール、ストレス、スポーツetc.
 環境破壊の中でも、オゾン層の破壊は大問題です。オゾン層が破壊されると、紫外線が地上にもろに降り注ぐようになります。紫外線たっぷりの直射日光を浴びると、体内で活性酸素の大量発生が起こってしまうのです。
 化学物質とは食品添加物、農薬、洗濯・台所用洗剤(石けん系以外)、シャンプー(石けん系以外)、合成保存料等で、日常生活の中にあふれている物です。
 スポーツというのは意外かもしれませんが、運動をしながら普通に会話ができる程度の運動量、ウォーキング、ストレッチ体操なら問題はありません。
 では、活性酸素を減らすにはどうしたら良いのでしょうか。まず生活を一から見直し、家庭から化学物質を追い出す必要があります。最初は不便を感じるかもしれませんが、慣れるしかありません。これは直接身体に良いばかりでなく、環境破壊をくい止める為の第一歩となります。
 私は7〜8年前から、化粧石鹸をマルセイユ石鹸に、シャンプーや洗濯用洗剤を石鹸・植物系の物に変え始めました。それから少しずつ色々な物を変えて行き、今我が家には殆ど化学物質系の洗剤等はありません。
 石鹸系に変えてから、アレルギー性皮膚炎(軽いものでしたが)が出なくなりました。
 UVカットのクリームも、化学薬品系の物は「強力」かもしれませんが、それ自体が活性酸素を発生させてしまう恐れがあるので、私は使っていません。ごまの油にUVから肌を守る効果があるので、ごまの油入りのクリーム・軟膏を使っています。日本のごま油のような香りはありません。

※ごまの油入り軟膏→プロポリス軟膏(バロ・フリュラン)
ごまの油入りクリーム→敏感肌用クリーム(バロ・フリュラン)



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抗酸化食品


 活性酸素を減らすには、食生活にも気を付けなくてはなりません。抗酸化物を多く含み、活性酸素を減らす効果のある抗酸化食品をご紹介します。

○ポリフェノール
 フラボノール類 → 玉葱、ブロッコリー、赤ワイン、リンゴ
イソフラボン類 → 大豆、葛
カテキン類 → 茶葉、ココア、チョコレート
○ビタミンE → ナッツ類、緑黄色野菜、果物、植物油脂
○ビタミンC → 野菜、果実
○カロチノイド → 緑黄色野菜、藻類
○コーヒー酸誘導体 → 大豆、コーヒー豆、米ぬか
○セサミノール → ゴマ油
○メラノイジン → ビール
○フィチン酸 → 豆類、穀類、芋類
○グルタチオン → ほうれん草、ブロッコリー、豚肉
○クエン酸      → 黒酢、梅干し
○香辛料
オイゲノール → クローブ
ショウガオール → 生姜
カルノソール → ローズマリー
チモール → セージ、タイム
クルクミン → ターメリック

 抗酸化物にも色々な種類があります。「今日は赤ワインを沢山飲んだから、抗酸化物は充分摂った(満足満足)」などと考えず、多種類の抗酸化物を摂って下さい。
 献立を考える時には、色とりどりの食品、渋みのある食品、酸味のある食品、色々な調味料、香辛料、ハーブ等をバランス良く使いましょう。抗酸化物がたくさん摂れるばかりではなく、バラエティーに富んだ楽しいお食事となるはずです。
 そして食品を選ぶ時には、表示をよく見て、活性酸素を発生させる化学薬品・食品添加物がなるべく入ってない物を選ぶようにして下さい。
 あなたの血管は、弾力を失ったゴムホースに近づいていませんか?



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