[ご挨拶] [健康&ビオ] [補助食品] [生活単語帳] [アトリエ] [旅行記] +[蜜蜂編] +[シャンパン編] +[アテネ写真集] +[キプロン編] +[南フランス編] +[カイロ写真集] +[市営バスでパリ観光] +[その1] [これはなんでしょう?] [隅っこ] [ワイン空間] [ご連絡はこちら] |
市営(RATP)バスでパリ観光 その1
パリには66路線の市営バスが走っています。東京に比べ利用客が多く、通勤通学にもよく使われています。また、メトロ、トラムと共通チケットで均一料金です。 昨年からは、バス・バス間、バス・トラム間で乗り換えもOKになったので、1時間半以内でしたらチケット1枚でパリ市内どこまででも行く事ができるようになりました。但し同じ番号のバスに2度乗ることはできません。 パリのバスには1両編成と2両編成のバスがあり、1両編成では前方から乗車します。運転手から買った切符、もしくはカルネ(回数券)を機械に通すと、バスの路線番号と時間が印刷されます。乗り換えの場合は、同じ切符を次のバスの機械に通します。今度はバスの路線番号のみが印刷されます。2度以上の乗換えでも同じ事を繰り返します。 2両編成の場合は、3箇所から乗ることができます(切符を持っていない場合は運転手から買う)。どこから乗車した場合にも、忘れずに機械に切符を通して下さい。これはトラムも同じです。トラムの場合、最前方、最後方のドアには切符を通す機械が無いので、それ以外のドアを利用しましょう。 便利な地図
メトロの駅の窓口またはインフォメーションで路線図を無料でもらうことができます。色々な種類があるので、バスを利用する場合には必ず、「GRAND PLAN LIGNES ET RUES [2] PARIS」をもらいましょう。ただ地図を下さいと言っても、なかなかこの地図は出てこないので、メモなどに書いたものを見せる事をお勧めします。 パリの地図上にメトロとバスの路線図が印刷されているので、とても分かり易いです。但しとても大きいので、道路で広げてウロウロしていると、スリなどに狙われやすいので気を付けて下さい。 切符の購入
バスに乗る時運転手からチケットを買う場合は、下記の@のみとなります。それ以外のチケットはメトロ・トラムの駅、バスターミナルにある窓口もしくは券売機で購入します。 また、バス停の近くにメトロの駅が無い場合は、最寄りのTABAC(タバコや雑誌を売っている所。多くはカフェと併設)でAを購入することが可能です。その場合、ただ「アンカルネ・シルヴプレ」と言うと10枚綴りの切手が出てくるかもしれませんので、「アンカルネドゥメトロ・シルヴプレ」と言って下さい。
色々な切符と料金
(2008年) @1 ticket [アンチケ]1枚1,60€ (子供料金はありません) A1 carnet [アンカルネ]10枚一組 11,40€ B1 carnet de tarif réduit [アンカルネドゥ・タリフレデュイ] 子供用(4歳から10歳以下)10枚一組 5,70€ CMobilis [モビリス]1日乗り放題切符(子供料金はありません) 1-2ゾーン 5,80€ 1-3ゾーン 7,70€ 1-4ゾーン 9,60€ 1-5ゾーン 12,90€ 1-6ゾーン 16,40€ DParis Visite [パリ・ヴィズィットゥ] 1日 2日 3日 5日 1-3ゾーン 8,50€ 14,00 € 19,00€ 27,50€ 1-6ゾーン 18,00€ 27,50€ 38,50€ 47,00€ (Enfants 子供4歳から11歳までは半額) Paris Visiteには観光地(オペラ座8€→5€、凱旋門20%引き等)の入場料割引券が付いているので、使い方によってはお得です。 E一週間以上滞在する場合には、もっとお得な定期券もあります。まず「Le passe Navigo Découverte」[ルパスナヴィゴ・デクーヴェルトゥ](5?)をメトロの窓口で作り(顔写真25×30mmが必要)、希望の日数をチャージしてもらいます。その時にもらう領収書は常に持参しなくてはならないので気を付けて下さい。 ◎HEBDO [エブド] 月曜日から日曜日まで一週間乗り放題 ◎MENSUEL [マンシュエル] 各月一日から一ヶ月乗り放題 また、このLe passe Navigoはパリ市の貸し自転車「Vélib」[ヴェリブ]のチャージにも使えます。 バス停
バスに乗る場合一番難しいのは、降りる停留所が分かりにくいことです。バスの中にある路線図を見て、窓から見えるバス停の駅名を見て確かめるのが一番ですが、乗車前に何駅あるか数えておくと良いでしょう。 トラムと一部のバスには車内に掲示板があり、次に停まる駅名、終点までの所要時間などが表示されます。 パリ市内は、バス停とバス停の間隔が近いので、一駅くらい簡単に歩くことができます。怖がらずに、挑戦してみてください。 車窓
メトロと違い、車窓からの眺めにはパリの生活がにじみ出ています。素敵な建物、変わった建物を発見できるのもバスならではの楽しみです。時間に余裕がある時には、外の眺めを楽しみながら、適当に乗るのも面白いものです。但し、朝夕の通勤時間はとても混み合うので避けた方が良いでしょう。 私はパリ市内のバスで恐い思いをしたことはありませんが、スリにあった人は何人も知っています。外をぼ〜っと眺めていても、バッグなどには必ず手をのせておくようにしましょう。 戻る 前ページ 次ページ |